世界の片隅からこんにちは
見に来てくださってありがとうございます。
ラップの使い心地を書くだけのはずが、長くなってしまいました。
見てこの目次↓
【目次】
(前半自己満足なので、レビューから見てもらえば)
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前回までのあらすじ
物価上がりすぎのため、安ラップを使い始めた。
前回記事
今回は、購入した安ラップ2種類についてレビューする。有名ラップを使用し続けてきた20年間、1度も気にしたことがなかった材料と添加物についても見ていく。
原材料はプラスチック
安ラップ =それ以外
両者には、値段のほかに材料の違いがある。今回は家庭用ラップでよく使われる2種類について調べてみた。
ポリ塩化ビニリデン
”ポリ塩化ビニリデンは「酸素と水蒸気の両方を非常に通しにくい」という特徴を持った素材です。これは、他のプラスチックや樹脂には見られない、優れた特徴です。”
食品を保存する性能が高いのはこの素材のおかげ。キムチやカレーの保存に使用しても、冷蔵庫内で臭いが移る心配がない。
ポリエチレン
こちらは安いラップに使われている。
ポリエチレン(PE)樹脂とは?素材の特徴・用途・材質について解説 | 株式会社ポリコンポ
”ポリエチレンはプラスチックの一種であり、世界で一番生産量が多く原材料が安いプラスチック素材です。”
この原材料を使用することで、安ラップは低価格を実現している。
添加物
安ラップである「無添加ポリラップ」のパッケージに、「添加物ゼロ!食品に移らない!」と書かれている。
という事は、今まで20年間使っていたラップには、添加物が入っていて、食品にうつりまくりだったのか?と一抹の不安を覚えたので、添加物についても調べてみた。
入っている添加物
・脂肪酸誘導体(柔軟剤)
・エポキシ化植物油(安定剤)
後ほど出てくる「食品保存に適したラップ」にも、添加物が入っている。
生活協同組合連合会 グリーンコープ連合のサイトによると、ラップに含まれている主な添加物には下のようなものがあるらしい。
・樹脂を柔らかくする可塑剤
・樹脂分解を防ぐ酸化防止剤
・紫外線吸収剤 など
日本で使われている添加物は食品衛生法の規格に適合しており、取扱注意事項を守って使用している限りは安全とのこと。
https://www.fsc.go.jp/sonota/factsheets/factsheets_wrapfilm_140331.pdf
ここまで長かったが、ここからは最近使い始めた安ラップ2商品をレビューしていく。
レビュー1 無添加ポリラップ
結論から言うと100点
値段は忘れてしまったが、間違いなく安かった。プライベートブランド(PB)ではないので、いろんな店で入手可能だが、置いていない店もある。
持った感じ
100m巻なので、太くて重い。でも、慣れ&中身の減りにより、だんだんなじんでくるので問題なし。
取り出しやすさ
良い。ふたを開けたら「ラップをピッタリキャッチ!」が立体的に飛び出していて、取りやすい。クレラップの飛び出しよりも良い。(サランラップのは普通。)
切れやすさ
切れにくいことを自覚しているのか、刃の面に、切るときのコツがカラーで5か所も記載。刃は紙だが、このコツを全部実行して切ったら意外とスパッと切れる。ラップを柔らかくする添加物が入っていないからなのか。
くっつき
そんなにくっつかない。ラップをしたお椀を冷蔵庫の中で重ねる時、ラップ部分に乗せると乗せたお椀が沈むので工夫がいる。
その他
使うたびに、節約&健康&環境にいいものを使っているという満足感を得られる。
レビュー2 食品保存に適したラップ
見た目
この写真を見てほしい。
我が家のラップ定位置を目線の高さから撮った写真だが、パッと見て、ラップのサイズがわかるだろうか?
答え
サランラップならこう
一目瞭然である。こういうところなのだ。こういうところまで気遣いできるのが、有名メーカー品。格の違いを見せつけられた気分。
持った感じ
100m巻なので重いのだが、細い!中の芯を細くして、ラップ全体をスリム化するという工夫!これはすごい。
取り出しやすさ
申し訳ないが、とても悪いと言わせていただく。
巻き戻り防止ストッパーが、立体ではなく、粘着のみ。この粘着にくっついたラップを爪ではがし、はがしたところを引き出すと、
こうなる
黄色△のところが、ぐちゃぐちゃになるのだ。
切れやすさ
ポリラップより切れにくい。刃が金属なのも、切れやすさを自覚してか。箱に書いてある切り方の説明③外側に開く感じで~というのは、開くと言うより引きちぎる感じと解釈した方がいい。
くっつき
ポリラップと変わらない。私はくっつきを重視していないのだ。
共通事項
どちらの製品も、電子レンジで薄焼き卵を作るときには使用しない方がいい。
↓冷やし中華の時フライパン洗いたくない人へ
料理の基本! 錦糸卵をレンジで作る方法のレシピ動画・作り方 | DELISH KITCHEN
ラップで自己肯定感UP
有名メーカーラップを使用していた頃は
「ラップしよ~はいスパッ!やっぱり有名ラップは最高~!」と、使うたびに商品への満足度が高まる一方だった。
しかし安ラップの場合、商品の良さではなく、自分のレベルアップを感じることができる。
安ラップは切れにくいので、うまく切るにはコツがいるのだが、切るたびにコツをつかんでだんだん切るのがうまくなってくる。成長を感じずにはいられないのだ。
「ラップか…よーし切るぞ~~(角度など、うまく切るには入念な合わせが必要)~スパッ!」と、切れるたび、毎日1ミリずつ自己肯定感が上がっていく。
ダークホース
こちらのラップ。食品保存に適したラップと同じ、サンドラッグのPBなのだが、材料がサランラップ&クレラップと全く同じなのに、価格は各サイズそれぞれ2強より100円ほど安い。安さの秘密は、中国製であること・・・
おわりに
7000文字書いたが、私はそんなにラップに興味があるわけではない。
近年では環境汚染の犯人みたいな扱いを受けているプラスチック。「プラスチックのストローをやめる動き」と初めて聞いた時は、え、そこからなの…?って思ったけれど、あっという間に日本中に広がったわよね!でも、紙のストローって、どうしても口当たりがぼわぼわして苦手…だからその代わりになるものを考えてみたわ☆あなたなら、どれを選ぶ?明日からスタバに持参してもいいのよ!
葦(ストローの語源でもあるわね)
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ホース(すぐに飲み干せちゃうわね)
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ラップの芯(ダイソン並みの吸引力が必要よ)
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