どうもこんにちはpiijaです。
見に来てくださってありがとうございます。
折り紙で知育遊び~と思いきやガチ勢の雑誌に出会った話。
【目次】
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おりがみ大好きな娘
現在小1の娘。
図工の時間に折り紙でアジサイを作ったらしい。
「わからない子たちに教えてたら「ちびっこ先生」っていわれちゃった」と嬉しそう。
そりゃそうだ。
娘にとって、小学校で折るアジサイなど、簡単すぎてあっという間に折れるだろう。
なぜなら、
娘は、幼稚園の頃から折り紙ガチ勢の雑誌、その名も『月刊おりがみ』に鍛えられてきたからだ。
『月刊おりがみ』
『月刊おりがみ』は、日本折紙協会刊行の月刊誌。季節に合った作品の折り図がたくさん載っているほか、全国の折り紙にまつわる情報等が掲載されている。
娘と一緒に折り紙をしたくても、親の私が折れるのは「鶴」だけ。そんな時、図書館で見つけたのが、『月刊おりがみ』だった。
かわいい表紙に、「いいのあるじゃーん」と気軽に借りたのだが、その内容は、
ガチ勢の本気が結集したハイレベル折り紙教本だった。
どんな内容
この雑誌は、表紙もかわいいが、巻頭のカラーページが本当に楽しい。
『月刊おりがみ』572号4頁
見ているだけで心が躍る。その号で紹介されている作品が写真で載っていて、思わず全部作りたくなるかわいさだ。
『月刊おりがみ』584号6頁
しかし、いざ作ろうとすると、そんな気分は吹っ飛ぶ。
とにかく、難しいのだ。
ガチ勢の本気
例えば『月刊おりがみ』572号「ツツジ」
完成品の画像がこれ。紙一枚からできているとは思えない。
『月刊おりがみ』572号6頁
作ってみよ~と開いた折り図がこちら。
『月刊おりがみ』572号24,25頁
まだ続く。手順は51個もあるのだ。
『月刊おりがみ』572号26頁
私&娘「やめとこか・・・」である。
正直このレベルのものは、はじめから、手を付けないほうが賢明である。
我々にわか勢が完成まで折れないことは、折らなくてもわかる。
(素人の我々でも、4~5作品は、完成まで折れるのでご安心を。)
ほめたいのか、けなしたいのか、よくわからない記事になりそうなので言っておくが
私はこの雑誌が大好きである。
「我々は、絶対に、紙に切り込みを入れないぞ」
という情熱が紙面からひしひしと伝わって来るからだ。
『月刊おりがみ』で知育
難しすぎるがうまく使えば知育にもなるはず。
達成感が味わえる
何回も何回も折り直すし、奇跡的に一度も折り直さなかった場合でも、折り方がややこしいので、できあがりは大体ぐちゃぐちゃである。しかし、できた時の達成感は本当にすごい。娘もうれしそうにしている。
頭を使う
折る前と折った後の図を見比べて進めていく作業は、かなり頭を使う。
例えば、この間娘とともに作った「かぶと」(『月刊おりがみ』572号)
⑪
↓
⑫
私は⑪から⑫に進むまでに、30分以上かかった。
粘り強く取り組む姿勢を見せられる
⑪を折った答えが⑫なのだ。答えがわかっているのに、そこにたどり着けないはずはない!ここであきらめない姿を見せる!!!!と頑張った。毎回、娘があきらめても、私は絶対にあきらめない姿勢を見せたくて意地になって考える。
「難しくても頑張る」になってくる
難しいところはすぐ「ママやって~」だったのが、何年も一緒にやっていると、だんだん「もうちょっとがんばる」になってくる。
また、ややこしい内容だが、親と一緒なら子供でも折れるので、知らないうちに子供の折り紙スキルは爆上がりである。それが何の役に立つのかは不明だが、幼稚園では折り紙の時、お友達からちょっと一目置かれていたようだ。
終わりに
折り紙好きなお子さんがいらっしゃる方は、ぜひお子さんと一緒に『月刊おりがみ』を一度見てみてほしい。お近くの図書館にあることを願う。しかし、実際に折り始めると100%「ママ~!!来て~」になるので、余裕があるときのみおすすめする。難しいところを颯爽と助けに入れば、子から尊敬のまなざしでみられることは、間違いない。
読んでくださってありがとうございました。