どうもこんにちは
見に来てくださってありがとう
（今なら「推し」と呼ぶのかな）
影響を受けやすい性質
このブログを始めた当初「すべての自己啓発書の生みの親」という、サンシャイン池崎氏に叫ばれそうな二つ名のついた『７つの習慣』という世界的ベストセラーを読み始めたばかりだった。ずっと読みたいと思っていたものの、なぜか自分にはまだ早い…と躊躇していたのだが、小説を己に禁じている今、このタイミングで読むしかない！と購入し、毎日少しずつ読み進めていた。
だから、私のブログの初めの方の記事は、文体が非常にコビーさん（及び翻訳した人）に寄ってしまっている。
↓ この辺の記事のこと
↓ 小説を禁じているうんぬんかんぬんはこちら(真ん中らへん)
『7つの習慣』はスティーブン・コビーさんというアメリカ人が書いている。私は日本語の本しか読めないので、外国の方が書いた本は、もれなく日本語に翻訳されたものを読むわけだが、なんと表現すればよいのか、「翻訳された文章」に漂う雰囲気が、私はとても好きなのである。洋画も絶対に日本語吹き替え版で見たい。日本人では思いつかないような痛快なアメリカンジョークや、ひねりのきいた言い回し。忘れもしない、30年ほど前、金曜の夕方6：25、NHK教育テレビでやっていた『フルハウス』のおもしろかったこと！DJや、ステファニー、なぜか一緒に住んでいるジェシーおじさんやジョーイおじさん、まだ小さなミシェルまでが、ユニークなアメリカンジョークを飛ばすのが大好きだった。
何を書きたいの
とはいえ、残念ながらそれを私が再現することはできない。私は誰かの文章を翻訳しているわけではないし、洋画や翻訳された作品には正直そこまで触れてこなかったので、己でジョークを織り交ぜた軽快な文章や、ウィットに富んだ言い回しをすることができない。できないくせに、中途半端にコビーさんに引っ張られ、何も面白くもない、妙に凝り固まった文章でブログをスタートしてしまった。相手はアメリカ人が書いた偉大なる自己啓発書、こちらは主婦のしがないブログである。それなのに、文体につられて、何だか、偉いことを、ためになることを、書いている、もっと書かなければいけない、そんな気になってしまっていた。
私が今、何よりも本気で取り組んでいる（つもりの）育児、しかも、自分には自分の親との関係が良くないことから、育児に関しては、少し思うところがあるのだ。「育児とはこうであらねば！！私が子供の気持ちを代弁したい！同じく育児をしている皆さんに、ぜひ聞いてもらいたい！！！」そうして書いているうちに、「このブログを通して、親はわが子にやさしくする、それが当たり前の社会を作る」などと大それたことを思い描き始めた。
↓ そう思うに至った経緯はこちら。暗い内容なのでお気をつけて
とリンクを張ろうと書いた記事は、保存に失敗して蒸発。またいつか書けたら……(めちゃくちゃ真剣に書いたってのに‼)
今後
「親が子供に優しくする社会を作る」。そんなこと、私が東大出身の政治家だったとしても、たぶん無理である。育児の方針なんて、100家庭あれば100通りあり、参考はあれど正解などない。子供が100人いれば、たとえ全員に全く同じように接しても、100通りの反応が返り、100通りの育ちがあるだろう。自分の過去の経験を、娘の育児の参考にするのは結構だが、それを「こうあるべき！！！」とWeb上とはいえ公共の場で声を張り上げるのは、違うのだ。だから、きっと、筆も進まなかったのだろう。いいことを書かないと、ためになることを堅めの文体で書かないと！と、自己啓発書に寄って行き過ぎて、一つの記事を書くのに、何か月もかかっていた。専門家でもないその辺の主婦が、そんな偉そうな気持ちで書いているブログなんて全然楽しくない。実際、記事の内容も、長いだけで、内容もゴールに向かっているのかと思いきや右往左往、誤字を確認するために自分で読むのもしんどくなる始末である。これからはもっと自由に、私というフィルターを通した物事の見えかたを、私らしい文章で楽しく綴りたい。それをいろんな人に面白いと思ってもらえたら私はきっと最高に嬉しくなるだろう。やがては、たくさんの人に「ちょっとした息抜き」として読んでもらえるブログになれれば、いいなと思っている。
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