一人時間

30代後半女。日々思うこと/ 毒親育ちの子育て/等。お暇な時に読んでいただけると嬉しいです。

⑥親子で楽しむマリオとポケモン

 

どうもこんにちは

見に来てくださってありがとう

 

 

神降臨

これまでの記事でも触れてきたように、十数年来アダルトチルドレンをこじらせている私は、娘を育てながら、一緒に自分の子供時代をやりなおすような日々を過ごしている。

そんな生活に多大な影響を及ぼす神、それはユーチューバーのヒカキン(敬称略)である。

 

 

楽しいヒカキン生活

初めて見たヒカキンさんの動画のことなどもう思い出せない。なぜならここ数年、毎日のように彼の動画を見ているからである。これまで彼が配信した動画は星の数ほどあるので、見ても見ても終わりがない。過去の動画が勝手にお金を稼いでくれる素晴らしいビジネスモデルの餌食となってしまった。はじめはふーん、これがヒカキンかぁ…ぐらいに思っていた私も、多分、チョコエッグをどんどん開封していく動画か何かを見たあたりから、親子そろってヒカキンワールドにどんどんハマり、今では親子でHIKAKINさんの握手会に行くことを夢見て生きるようになった。

 

ヒカキンさんのおかげで、生活がずいぶん楽しくなった。ヒカキンさんがヨーグルトを凍らせてアイスにしているのを真似してみたら、娘はその夏じゅう凍ったヨーグルトをがりがりやっていたし、ヒカキンさんがカップヌードルをチャーハンにリメイクした週の週末は、家族みんなで三種類のカップヌードルチャーハンを食べた。登録者数が1000万人に到達した際は、ヒカキンさんとともに私も号泣。家族三人でせっせとビートボックスを練習し、ヒカキンさんがUSJに行く動画を何度も何度も見て、ついにUSJにも行ってしまった。

そんなヒカキンさんに影響されて、最近、我が家ではポケモンをやることになった。

 

 

 

人がゲームやってるの見て楽しい?

私は昔から運動神経があまり…いや全然良くない。なので、スーファミドンピシャ世代ではあるものの、ドンキーコングとかマリオとかそういうタイミングよくボタンを押す系のゲームは大の苦手である。苦手というかできない。それゆえ小学生の頃は大体、弟の華麗なプレイを隣で見学→やいのやいのと横槍を入れてはうっとおしがられていた。

Youtubeの動画のジャンル?のひとつにゲーム実況というのがあるのだが皆さんご存じだろうか?視聴者は、配信者がしゃべりながらプレイするゲームの画面を見て楽しむ。あるとき、娘のお友達のお母さんと、子供が見ているYoutubeについて話していたとき、そのお母さんはゲーム実況について、「人のゲーム見て何が楽しいの?と思う」と言っていた。私はその人に多分相当へんな人と思われてしまっているので、イメージ回復を狙って「ね~、ほんとに~」と返答しておいたのだが、本当は人のゲームを見るのはとてつもなく楽しいと思っている。むしろ自分でやるより、上手な人がやるのを見るほうが楽しいぐらいなのだ。なにせ自分でやっていたらマリオは一生ゴールの旗までたどり着けない。

 

私がゲーム実況の存在を知ったのも、もちろんヒカキンさんがきっかけである。最初はヒカキンさんがニンテンドースイッチでマリオのゲームをやっている動画を偶然見た。偶然というか一つ動画を見終わったら、「次の動画」として勝手に出てきたので素直に見てしまった。これがYoutubeのやり方か…!

 

 

 

 

マンマミーア

前述のとおり、スーファミドンピシャ世代である私だが、正直言って、マリオ大好き!とかピーチ姫かわいい!とか思ったことはなかった。というかかわいくないと思っていた。マリオはどうみてもおっさんだし、敵の茶色いキノコに至っては顔怖すぎんか。

ところがヒカキンさんは、ゲームに関係ない動画の中でもたびたびマリオマリオと言うのである。任天堂のショップで大量にグッズを買ってきたり、歴代マリオのフィギュアが出てくるチョコエッグを開け続けたり、USJのマリオエリアに誰よりも先に行ったり、そのUSJから人間が入れるぐらいの箱でマリオのグッズが送られてきたりする。ヒカキンさんはそのたびに、マリオ大好き、かわいい、最高!!というものだから、私もなんだか知らないうちにマリオが大好きになってしまった。もともと知らない存在ではないどころか、子供の頃からマリオに慣れ親しんだドンピシャ世代、好きになったら加速は早い。いつのまにかテレビ横の一角にマリオコーナーが誕生、チョコエッグのおまけやマクドナルドの景品などがどんどん増えていった。

そこへ来てのゲーム実況である。苦手なゲームを自分でやらなくても、マリオが飛んだり跳ねたりするのを見ることができ、しかも大好きなヒカキンさんと一緒にゲームをやっているかのように盛り上がれると来た。もう楽しくないはずがない。娘と私(と内なる己)は、マリオが地面の底?に落ちるたびに「あーーー!!!」と叫び、何度探しても見つからない緑色の星を必死で探し、大盛り上がりで喜んだ。

 

 

やっぱりやりたい

自分でやってもできないからゲーム実況を見ているのに、見ているうちに今度は自分でもゲームをやりたくなってくるから不思議である。任天堂がプレイ動画の配信を許可している理由はもちろんここにあるのだろう。頼まなくてもたくさんの人が勝手に宣伝してくれる。任天堂のハイリスクハイリターンに見事に引っかかった私が、自分でもゲームをやりたくなってきたころ、ヒカキンさんが始めたのが「ポケットモンスタースカーレットバイオレット」の実況である。

 

 

 

ポケモン言えるかな

ポケモンと言えば、私たち世代にとってはドンピシャもドンピシャ、むしろどや顔で語りたくなるような話題なのである。何を隠そう赤緑世代、なんならポケモンの誕生に立ち会ったぐらいの自負がある (大間違い)。

今ちょっと調べてみたらポケモン赤緑の発売が1996年と出てきた。その頃私は小学校高学年だったが、学校での話題はポケモンポケモン、男子も女子も皆ポケモン、私のようにゲーム自体をやっていなかった子でも、シールだカードだキーホルダーだと話題には事欠かなかった。♪ピカチュウカイリュー…とポケモン150匹を列挙していくあの歌をみんな歌っていた。

 

ある日、我が子が幼稚園で塗ったぬりえを持って帰ってきた。「ねえお母さん、これゼニガメってゆーんやで。ポケモンやで!」なんて言われた時にはもう鼻高々。「その横の塗ってないやつがヒトカゲフシギダネやろ?」ドヤ顔である。

(用意してくれる塗り絵がゼニガメなのは先生も我ら世代だからだろう。)

 

 

標的

2022年秋から、新発売されたポケットモンスタースカーレットバイオレットの実況を始めたヒカキンさんは、言うならば「初代赤緑を本気で攻略し、その後のポケモンはあんまり知らん」勢のようである。そして、今ポケモンを求めている幼稚園児~小学生の親世代の多くが、まさにヒカキンさんと同じ「初代はかなり知っているけどその後は知らん」人たちなのだと思う。我々世代は先程も述べた通り、ゲームをやっていない女子たち(つまり現在は母)でさえもポケモンポケモンと大騒ぎしていたので、赤緑の頃のポケモンだけは一通り知っている。だからどうしても、懐かしいし、嬉しくなる。それを子供が好きになってくれて、一緒に楽しめる。自分たちが子供のころ夢中になったものにもう一回触れられるだけでもわくわくするのに、家族みんなで楽しめて、最高なのである。

ゲーム実況全編を通して、初代の「自分が知っている」ポケモンが出てきた時のヒカキンさんの喜びようはすごいものがあった。もちろん私も、ついでに言うと同じ学年の夫も同じように喜んだ。今作で400匹程出てくるポケモンに、結構な割合で初代のポケモンが紛れ込んでいることに、ポケモン会社から我々世代へのターゲット認定をひしひしと感じた。我々のお財布はロックオンされている。昨日はイトーヨーカドーで、娘にイーブイのぬいぐるみ(¥2000)が欲しいと懇願され、あまりの可愛さに即時却下できなかった。小一時間悩んで正気を取り戻し、500円の小さなイーブイのフィギュアでお互い痛み分けとなった。

 

といろいろ書いたが家族3人でたのしむポケモンは最高なのである。さてヒカキンさんのカップラーメンでも買いに行こうか。(売り切れでした)

 

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