こんにちは piijaです。
くもん式、気になりますよね。今日は国語のお話です。
■くもんをさせたいけど、いつから始めるのがいいんだろう??
■算数だけのつもりの無料体験で、国語を(強く)すすめられたけど本当に2教科させた方がいい?
■子供が幼稚園に入ったから、そろそろくもんで国語をさせた方がいい?
いろんなお悩みがあると思います。
我が家では、娘が、年少(4歳)の時に算数と国語をスタート。
でも、娘の様子をみて、国語は3か月もたたないうちに一旦やめ、年長で再スタートしました。結論、国語は年長からでよかった。そう感じています。
我が家の経験が、悩んでいるお母さん、お父さんの、ご参考になれば^^
【目次】
国語が年長さんの秋以降でOKな理由
結論から言えば、ひらがなは くもんじゃないと覚えられないわけではない ので、くもんで国語をするなら、家でかなりひらがなが読めるようになってから通うのが、子供のしんどさ的にも、コスパ的にも、最も良いと思います。
①しばらく楽しく進められる
年長さんの秋頃と言えば、
・自分の名前
・すべてのひらがな
・ある程度のカタカナ
ぐらいは読めるようになっている頃だと思います。
くもんの教材は8Aから始まって7A、6A、5Aまで、全部ひらがなの「読み」だけなので、どこから始めても、年長さんの秋頃なら、最初から難しくて嫌になるということはないと思います。
もし、年長秋時点で、まだひらがなが全部読めなくても、3歳や4歳の頃と比べると、テレビや絵本などで、文字に触れてきている量が違います。それに、格段に脳が賢くなっているので、すぐに覚えて先に進めるはずです。
これが、3歳や4歳なら、そうはいきません。すぐに詰まって、嫌になってしまいます。
最初から嫌になることはない、と書いたのは、全員、絶対にどこかで嫌になる日が来るからです。「くもんが楽しくて楽しくてたまらない!」という子供は少数派でしょう。
子供の教室に迎えに行けば、高確率で「めんどくさい」「だるい」「嫌だ」と聞こえてきますし、先日小学生男子による「くもんの日が世界で一番嫌い」「俺も~」という会話を聞いてしまいました。
いつの日かどうせ嫌になるのですが、年長さんの秋以降に始めれば、始めの方は簡単なので、嫌になる日をなるべく先延ばしすることもできるでしょう。
②字を書くことに耐えられる
8A、7A、6A、5Aの「読み」ゾーンが終わったら今度は「書き」ゾーンに入ります。はじめはひらがな1文字ずつの練習からですが、そこを終えると、結構な量の「書き」が待っています。
上のサイトにも出てくるのですが、3A「するどいつめ」(6文字)や、2A「にだいにつみます」(8文字)等のように、書く文字数が結構多かったりします。
大人からしたら、ひらがなをたったの8文字書くだけやん!と思うかもしれませんし、私も、それをうっかり娘に言ってしまう時が多々あるのですが、
じゃあ仮に
・覚えたてのハングル語で
・最近練習し始めた、利き手と逆の手で
・鉛筆を正しく持って
・きれいな字で
・1ページ50文字を毎日5枚(裏表)
と言われたら、どうでしょうか。
ちなみに、問題もハングル語で書いてあります。
チャレンジしてみようかしら
・問題を一生懸命読む
・答えを考える
・ひらがなを一個ずつ思い出す
・それをまだあんまり上手に持てない鉛筆で
・形通りに書く
これはかなり大変な作業です。それを3歳4歳からやらせるとなれば、よほど上手に見てあげないと、書くことが嫌になるだけではないかと思うのです。
正直「書く」の部分は、年長さんの秋以降に始めても、しんどい部分だと思います。
③1年生への夢と希望がある
でも、年中さんの秋以降には、秘密兵器があります。それは「1年生への夢と希望」です。上の兄弟が、家でよっぽど小学校の暗黒面を語っていない限り、すべての年長さんは、小学校への憧れを持っています。
なので、宿題やりたくないと言えば「これができたら学校のテスト100点取れるかもね!」「かっこいい1年生になれるね」などと励ます(言いくるめる)ことができます。
ランドセルが来てから始めるというのもいい
④親が楽
上に書いた通り、子供がくもんのプリントをやるというのは相当しんどいことですが、それを子供にやらせるという親の仕事はもっと大変です。算数しかしていなかった娘でも、くもんの宿題をさせるのは本当に大変でした。単純に、1教科減れば、親の負担が半分になるのは当然のことです。
毎日怒鳴りつければ、宿題をやらせることはできると思いますが、子の学力を上げるために、親子関係がボロボロになるのは本末転倒のような気もします。
どう言えば動いてくれるんでしょうか
⑤コスパが良い
仮に娘が、国語を4歳からそのまま続けていたら、かかった金額は7150円×2年半(30か月)=21万4,500円となります。
対して、我が家で読み聞かせた絵本は、ほぼ全部図書館なので無料です。
読み聞かせは、無料でできる最高の知育です。
15分で終わればいいけどね…
①で、8A~5Aは「読み」のみ、と書きましたが、もし、年長さん秋までに、ひらがながスーラスラ読める状態まで家で仕上げておけば、「読み」ゾーンはしない可能性もあります。1つのレベルにつきプリント200枚なので、8A~5Aを全部飛ばしたとすると、800枚のプリントをしなくて済むことになります。
わが家の場合
くもんの国語を3か月で退会
娘は年少(4歳)の4月に、くもんを始めました。算数だけのつもりだったのですが、無料体験で先生に国語を猛プッシュされ、2教科始めました。
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娘は、無料体験の時点で、ほとんどのひらがなが読めていたため、先生はどんどん先へ進めようとしました。でも、5A(少し長めの文)のところになると難しかったようで、プリントを、本当に辛そうに、そしてものすごく嫌そうに読んでいました。
そんな娘を見て「このままでは字を読むのが嫌いになってしまう」と、国語は3か月もたたないうちに、やめることにしました。
くもんの国語はやめてしまいましたが、0歳の頃から続けていた1日3冊~10冊の絵本の読み聞かせは、くもんの国語をやめてからもずっと続けていました。
2年後くもんの国語を再開
その後、年中(5歳)で別の教室に移ったのですが、新しい教室の先生も国語を猛プッシュしてきました。ずっと断り続けていたのですが、年長(6歳)の秋頃、娘が自分で「国語もやりたい」と言い出したので、また始めることにしました。
再開後の進度
再開したのは2年後、6歳(年長)の9月でした。再開時、3A(ひらがなの見うつし)から始めたのですが、久しぶりの国語は、娘曰く「めっちゃかんたん」になっていたらしく、1年生になるまでの半年間で、3AからBⅡ(2年生) まで一度もやり直しなしで進みました。
今後
かなりすらすらやっているので、逆にやっている意味がないような、お金がもったいないような気もしていますが、本人的にはさっさと進めるので楽しいようです。でも、くもんがウリにしている「先取り学習」を、国語のプリントでやる意味があるのか疑問なので、娘には引き続きたくさんの本を読んでもらって、くもんの国語はそのうち、やめさせようと考えています。
なぜ算数は年少からやらせているのか
今後、本気で取り組みたいことに出会った場合、変わる可能性はあると思っていますが、今のところ娘は「できないことにも、あきらめず粘り強くトライしていける」性格ではないようです。
できないことは避け、「ちょっとできること」なら頑張ろうとします。竹馬や鉄棒の練習は嫌がるけど、得意な縄跳びはすすんでやります。誰しもそうだとは思います。もちろん私もそうです。それに、サーカスで働きたいとかでない限り、竹馬に乗れなくて困ることはないので、できないことがあってもいいし、それに取り組まなくても別にいいのです。
でも算数は、そうはいきません。算数が苦手なだけで、潰える進路が山ほどあります。
国語は、放っておいても好きになりそうな感じがしたので、大事に支援していくため、一旦くもんはやめました。
算数は、放っておいたら「嫌いだからやらない」になりそうな気がしたので、もし、くもんをやらせて算数が嫌いになっても、「嫌いだけど、できるから、やる」になってもらえたらと思って、やらせています。
終わりに
くもんに体験に行くと、「くもんじゃないと賢くなれない」みたいな雰囲気を感じて焦りますが、それは錯覚です。どうしても習い事でひらがなを覚えさせたいなら、お習字とかの方が字もきれいになってお得だと思います。
くもんの国語は、脳がある程度賢くなってからやるほうが、子供も親も楽だし、早く始めても後から始めても、絵本の読み聞かせをたくさんしていれば、到達点は結局同じなのかなと思っています。
何かのタイミングで1回でも個人情報を入力すれば、しまじろうは永遠に無料サンプルを送ってきてくれるので、うちの子もしまじろうが好きでした。このチャレンジのワーク、全部やりましたが、すごい良かった。くもんの100倍楽しそうでした。
読んでくださってありがとうございました。